(非)日常

社会人でもオタまっしぐら。

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11/27~12/3の読了感想です。


11月の読了本数:30冊(祝! 久々の一日一冊計算)

11月のオススメ:煌夜祭(多崎礼/山本ヤマト/C・NOVELS Fantasia)、銀盤カレイドスコープシリーズ(海原零/鈴平ひろ/集英社スーパーダッシュ文庫)


11/27 銀盤カレイドスコープ vol.9 Say it ain't so(海原零/鈴平ひろ/集英社スーパーダッシュ文庫)

 最終巻。ああ、そうきたか! 確かにフリー・プログラムのみで350Pももたせられる訳ないから、そう来るしかなかったんだけど、その可能性は頭に入れてなかったから驚いた。タズサが地獄のどん底から這い上がる姿は素晴らしく良かったし、その末に完成したフリー・プログラムは最高の出来だった。あとガブリーの演技も負けないくらい熱かった。だけど、正直この締めには納得のいかないところも多い。リアのあれは仕方ないにせよ、そのお陰でなんだかまだ続きそうな要素が残ってしまったのもそうだし、タズサ、リア、ガブリー以外の選手の扱いがおざなりだったのも不満。あとページ数が足りなかったのか、ショート・プログラムも流されちゃったのがなあ……。せっかくあんな障害を用意したのに!
 と、ラストには不満がありますが、それでも全体を見ると傑作シリーズだったことは確か。フィギュアスケートのシーンも、フィギュアに全てを賭して闘うアスリートの姿も、最高に熱く、格好良かった。一気読み出来て良かったです。下はシリーズ全体の評価。単体だと☆一つ落ちるかな。

【評価:★★★★☆】


11/28 蜘蛛の糸・杜子春(芥川龍之介/新潮文庫)

 ああ、確かに少年文学だ。芥川は高校の授業で『羅生門』を読んだきりなんだけど、確かにそれに比べると随分易しくなっている。本格的な純文学を読みたい人には物足りないんだろうけど、個人的にはこれくらいでちょうどいいのかも。所詮ラノベ読み。ただ著名すぎてすでにオチを知っている作品もあり、そこは残念。良かったのは、ラストの情景が鮮やかな『蜜柑』、清々しい気分になれる『杜子春』、あとベタにいい話で犬がかわいい『白』かなあ。別枠で『猿蟹合戦』は興味深かった。というかこれだけ妙に異質。そこそこ面白かったので、今度少年文学じゃない芥川も読んでみよう。

【評価:★★★】


11/29 沙漠の王 金の髪のフェンリル(榎田尤利/北畠あけ乃/講談社ホワイトハート文庫)

 シリーズ名が変わっていますが神話シリーズの続き。主人公がフェンリルに代わったからだろうけど、途中でのシリーズ名変更はややこしいなあ。
 前回でいきなり話が進みすぎてどうしたものかと思ったけど、これは詰め込み過ぎの気もなく、そこそこ面白かったです。フェンリルが成長する姿は自然で良かったし。沙漠の王の正体は早い段階で予想出来たから驚きはしなかったけど、それはまあいいか。でもそこまで惹かれるものはなかったかも。フェンリル視点よりもサラ視点で進む物語の方が好きですし。

【評価:★★★】


11/30 生まれいずる者よ 金の髪のフェンリル(榎田尤利/北畠あけ乃/講談社ホワイトハート文庫)

 私はシリーズ物は一気読みするよりも期間を空けて読むことが多く、またそれでも問題なく話についていけるくらいの記憶力があると自負していたつもりですが……エリアス=ヴィンセントという設定を忘れていたことに絶句。自分の記憶力のなさがありえない。超重要な設定じゃないか……!
 ……それはさておき、今回でやっとユージンやセシルといった敵側にスポットが当たって嬉しい限り。やっぱりこういうのは敵の掘り下げもされてこそ面白くなるってものです。ユージンもそうだけど、セシルが実にいいキャラ。ソナムの生き様も格好良く、文句なし。内容もぎっちり詰まっていて満足。説教臭い気もするけど、それは今に始まったことではないし。しかし、あの赤ん坊は今後ストーリーに絡んでくるのでしょうか。さて、もうすぐ続編が出る訳ですが……今年中に読めるとイイナ。

【評価:★★★☆】


12/1 シュミじゃないんだ(三浦しをん/新書館)

 いやもう最高。しをんのボーイズラブへの愛が紙面からビシバシ伝わってくるのが堪らない。愛が溢れているというか愛が暴走しています。何しろ初っ端のテーマが『リバーシブル』で、京都旅行に行けば架空の戦隊ものでホモ萌えし、しまいにはT村薫作品のパロ同人誌を探したと告白しています。ここまではっちゃけていていいのかしをん。そのやっちゃった感が面白くダメな意味で共感できます。先生×生徒より断然生徒×先生ですよね! 取り上げられた作品のほとんどを読んでいませんが、読んで見たいと思わせてくれる書評で、読み終わった後の感想が「乙女ロードに行きたい」だったあたりは自分でもどうかと思いました。特に面白かったのは『春抱き』の章。某有名BL書評サイトの感想もそうですが、春抱きって感想だけでも笑えます。一体本編はどんななんだw 書き下ろしの短編も美味しくいただきました。不良な年下攻めで言葉責め! ただあんまり直接的な言葉は使って欲しくなかったかも。
 BLについての考察は、それは違うんじゃないかと思ったところも結構ありますが、そもそも腐女子同士でもBLに対する感覚は全く異なるし、そこはいいか。受け攻めに対する感覚は合っていたし、共感できるもののほうが多かったから。久々に本読んで爆笑できたし、購買欲概要に高まったし、文句なし。ある意味傑作です。是非『シュミじゃないんだ 小説編』の出版を!

【評価:★★★★☆】
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