(非)日常

社会人でもオタまっしぐら。

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 12/4~12/10の読書感想です。


12/4 円環少女 ④よるべなき鉄鎚(長谷敏司/深遊/角川スニーカー文庫)

 祝! 寒川さん表紙! このシリーズで一番好きなのは寒川さんなので嬉しい限りです。口絵の泣き顔なんてもうね!
 そして本編。読んでびっくり、文章が読みやすくなっています。文章については半ば諦めていただけにとても嬉しいです。……前回のが酷すぎて慣れてしまったからかもしれないですが。話も300Pにぎっちり詰まっていて、終始だれることなく楽しめました。ただの一般人でしかない寒川さんの絡め方・使い方が上手く、仁の過去エピソードの挟み方も、本筋を邪魔しないで盛り上がる。メイゼルが格好いいのはいつものことですが、今回はなんといってもエレオノールでしょう。仲間と決別することになっても、神意ではなく自らの意思で動き戦うことを決めた姿が実に印象的でした。
 一見蹴りがついたように見えて実際はまだ何も終わっていない。これだけの話を前哨戦に使うなんて、次はどれだけの代物になるのだろう。

【評価:★★★★】


12/4 銀の檻を溶かして 薬屋探偵妖綺譚(高里椎奈/唯月一/講談社文庫)

 このシリーズが好きだった高校のクラスメイトが「ミステリーとしては微妙。キャラが萌えるんだよ!」と言った気持ちがよく分かりました。ミステリー部分は無理やりな点が多く、しかも特に驚きも納得もない。バカミスと笑うこともできないし、流して終了、みたいなタイプです。展開にも無理やりさやご都合な所があり、変に砕けていて正直下手な文章とあいまって、頭悪そうな印象が……。という事で、この作品の魅力は彼女が言ったとおりキャラ。キャラクターが多彩で美形がよりどりみどり、きっと一人は気に入るキャラがいるでしょう。ただ、処女作らしいあざとさが目に付いて、私はそこまで萌えなかったです。終盤になると慣れたし、やっぱり魅力的だとは思いますが。
 戯言とは違う意味でラノベっぽいメフィスト賞受賞作。続きが気にならなくもないですが、さすがに金は出せないです。しかし、表紙が唯月一で解説が喬林知で背表紙がNo.6と同じ濃いピンクで帯に『キャラ萌え』って……いや腐女子釣りすぎでしょう。

【評価:★★☆】


12/5 天空のアルカミレスⅢ アルカミレスキラー・ガール(三上延/純珪一/電撃文庫)

 うーん……決して悪いわけじゃないんだけど、どうしても普通の域を越えないです。日向子は相変わらず可愛いし、新キャラの毬子もベッタベタではあるけど同じく可愛い。だけど、いかんせん展開が簡単に予想できてしまうのが……なあ。今回なんて毬子の設定からストーリーの展開やオチまで楽に予想出来て、王道・ベタが好物な私でもちょっとどうかと思う。次巻への繋ぎ方なんてご都合もいい所だし。バトルも今一つ盛り上がらないし、魅力がキャラ以外にないのはちょっときついです。もちろん過程は丁寧に書かれていて、好感は持てるんだけど。あと2巻で終わるっぽいから付き合いますが、予想を裏切る展開は来るのかな……。

【評価:★★★】


12/6 お金がないっ(篠崎一夜/香坂透/ECLIPSE ROMANCE)

 もしかしたらツボかもしれないと思って読んだけど、やっぱり私にはダメでした。強姦→恋愛の展開が全くダメな私が、これを読んで萌えられるわけがないですよね……orz 心理描写が丁寧で、その展開を納得させてくれるならいいんだけど、べつにそうでもない……というか心理描写飛ばし過ぎです。つか狩野のやってることってぶっちゃけDVじゃん……優しい所もあるから&好きだから、というのが免罪符になると思うな。綾瀬にしても、受動的を通り越して自我がないんじゃないの? ここまで流されるだけの受はいっそ珍しい……の? あと濡れ場が大安売り状態ですが、個人的には多過ぎて食傷気味。描写があっさりしすぎてエロくもないし。バイブ入れながら……とかベタすぎてWebの鬼畜系二次創作でしか見ないようなネタを商業でやった心意気は買うけど。ストーリーはまあ、別に。あ、綾瀬誘拐の解決法はフルメタの短編を思い出して笑った。あんなのシリアスでやる人がいるなんて……!
 こういうのは一冊でおなかいっぱい。私にとって萌えとエロは違うものなんだな、ということを再確認出来ただけいいとします。いっそアホアホだったら笑って読めたのに。……なんで私はこれを買ったのだろう。

【評価:★☆】


12/7 桜乃きらほの夏色救急箱(月見草平/裕龍ながれ/MF文庫J)

 桜乃シリーズ最終巻。……最終巻? 終わり方が中途半端ですよ。一巻の一番最初の話に回帰し、その真の決着を付けているから、ここできりよく最終巻、という運びになったんだろうけど。今回の話は長い割に前半はほぼ読者サービス的な内容で(悪くはないけど)どうしようかと思ったけど、話が動く後半は割りと面白かった。前回物足りなかった手術シーンが復調してくれて何よりです。あとイラストの挿入場所が素敵。花火の所はベストショットはです。それだけに……この終わり方は打ち切り以外の何物でもないですよね。
 徐々にデレ化する朝永は実に魅力的だったけど、結局悪くない、のラインを越えないまま終わってしまいました……。せめてあと2、3巻続けば、もう少し良い評価がつけられたんだけど。残念。

【評価:★★★】


12/8 水色ステディ(松前侑里/テクノサマタ/Dear+文庫)

 全体に流れる雰囲気が素敵です。どこか青臭さや透明さを残し、ゆったりさらりとしていながら感傷的で切なく、でも痛々しくはない感覚がツボでした……けど何か騙されている気がしてならない。早いペースで時間が経過するので心理描写が少し足りなくて唐突に思えたし、展開もあちこちに無理があるような気がします。雰囲気でごまかされていますが皆実のどっちつかずっぷりは相当なものですよね……? 読んでいる最中は雰囲気のおかげでそんなに気にならないんだけど。にしても成行も誠一も非常にいい男だ。あとエピローグのような数ページはちょっと蛇足気味。種明かしを前に持って来て、再会の所で終わらせてくれた方がよかったです。でも雰囲気は本当にツボで、結局面白かったので何とも。
 テクノサマタのイラストがすごくぴったりで驚いたほどですが、後書きを見ると納得できます。そういう決め方もあるのか……。ということでテクノサマタの漫画が好きな方にはきっと当たりだと思います。私も好き。

【評価:★★★☆】


12/8 繙け、闇照らす智の書 幻獣降臨譚(本宮ことは/池上紗京/講談社ホワイトハート文庫)

 うーん、話が動くまではと思っていたけど、もういいです。それくらい、今回は話が進まなすぎ。最初のライルのシーンに引き込まれたけど、それ以外はほとんどキャラの掛け合いに終始していてグダグダもいいところです。そしてそういうキャラの掛け合いだけでも楽しめるほど、別にキャラに思い入れはないのです。というかキャラが多すぎて、思い入れるだけの掘り下げがされてないですし。あと逆ハーものだから分かってはいたけど、それでも主人公マンセーが酷い。アリアが頑張っているのは分かるけど、あんなにマンセー状態じゃなくてもいいじゃないですか……。そして今回はやけに描写のツメの甘さが気になった。設定もしっかり作ってあって、ちゃんとファンタジーしているはずなのに口調が変に砕けていたり、現代の感覚の比喩を作中に出したり。今まではそこまで気にならなかったはずなのに。
 次巻から話が動くようですが、この分だと完結まで相当巻数がありそうですし、様子見で。これでホワイトハートで買うものは神話シリーズのみか……。あれも2月に終わるけどさ。

【評価:★★☆】


12/9 金色の明日2 瑠璃色の夜、金の朝(甲斐透/桃川春日子/ウィングス文庫)

 Love! Love! 1巻も素晴らしくLoveがいっぱいでしたが、今回はそれ以上です。話のつくりがシンプルというかベタな分、Loveを余すところなく楽しめます。ダニエルの鈍さもミオーニの一生懸命さもいいです。年の差カップル万歳。また、シンプルといってもちゃんと一捻り加えてあって、展開にものめりこめるという一粒でいくつもおいしいという優れものです。やっぱりこういう少女が懸命に頑張る展開が大好きな当たり、私も乙女なのでしょう。ここ最近、自分はもはや女として大丈夫なのかと疑っていましたが。番外編……なのかな? はとにもかくもシャーロットが実にいいキャラです。簡潔に言ってしまうとメイゼル(@円環少女)の原型のようなキャラ(not幼女)ですが、その歪みっぷりがほほえましく思えてしまう雰囲気が素晴らしいです。番外編だけの登場、というのはもったいないなぁ。
 1巻でも割合綺麗に終わっていたのでどう続けたのかと思ったけど、非常に良かったです。大満足。こういう甘々な話はいくつも続けて読むとげっぷが出そうですが、一つはあったほうがいいのです。この人の他の作品も読もうかしら。

【評価:★★★★】
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