(非)日常

社会人でもオタまっしぐら。

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 12/11~12/17までの読書感想です。


 怒涛の少年陰陽師崩しほぼ終了。あとは外伝のみ。


12/11 鳥籠荘の今日も眠たい住人たち(壁井ユカコ/テクノサマタ/電撃文庫)

 いや、これは間違っても電撃の作品じゃない。メルマガでテクノサマタの名前を見た時はうぉっと思ったものだけど、実際読んでみるとそれ以上のインパクトでした。闇鍋色の強い電撃でもこの作品は違和感があります。
 全体的にざらざらしたというかかさついたというか、とにかく退廃的な雰囲気で、キーリやカスタムチャイルドに通じるものがありますが、あれと比べると少女漫画的なリリカルさがないです。ひたすらに気怠く、盛り上がりらしい盛り上がりもあんまりないので、ダメな人はダメな話かも。私はそこそこ。短編連作形式で、この中なら『パパはわたしだけのHERO』が一番かな。子供の頃ってそうだよね、と懐かしい気持ちになれました。直球の泣かせ系な『さよなら、泣き虫ポストマン』は一番最初じゃなかったら良かったかも。
 まだシリーズ一作目なので、今のところは何とも。テクノサマタの絵は存外に合ってました。しかし、これが電撃かあ……。

【評価:★★★】


12/11 学校を出よう! Escape from the school(谷川流/蒼魚真青/電撃文庫)

 あー……これはハルヒを先に読んだのが悪かったかもしれないです。設定がハルヒと同じSF的なものだったり、古泉2号とでもいうべきキャラがいたり、そいつと話している時やクライマックスでの主人公の口調や地の文がまんまキョンだったりと、どうしてもハルヒと印象がかぶります。女キャラもハルヒみたいな自己中ばかりで、もしかしてこの人はキャラの引き出しが少ないのか? そして魅力はないキャラがやたら多くいるから、終盤になるまで話が平板で、正直しんどかったです。謎が明かされる終盤は緻密な設定のおかげで盛り上がるんだけど、悲しいかなキャラの魅力のなさが最後まで足を引っ張っています。せめて妹だけでも魅力的だったら、ラストは感動的だったのに。
 一言にまとめると、設定をエンターテイメントに消化し切れてないです。つまり設定倒れ。2巻目も一緒に買っちゃったけど、失敗だったかしら。

【評価:★☆】


12/12 少年陰陽師 異邦の影を探し出せ(結城光流/あさぎ桜/角川ビーンズ文庫)

 少年陰陽師崩しスタート。……アニメは(絵以外は)すごく原作に忠実なんですね。終了。
 ……で終わらせるのもアレですね。でも本当にアニメが忠実すぎて、先にそっちを見てしまっている身なので原作に言うことがないです。昌浩ともっくんの掛け合いはやっぱり魅力的で見ていて楽しく、戦闘もベタながら盛り上がります。アニメの一話も入りとしては微妙だったけど、原作も導入には失敗している感があったりと、マイナス面も同じ。彰子目立たないなあ。そしてアニメとは違って小説なので地の文があるのですが……これがすごく変。元々上手くないだけでなく、基本的に砕けた感じで書いているのに時折古風な言い回しが入っていて、それがすごく浮いてます。最初だからこうなのか、それとも最新刊までこんななのか。
 アニメを先に見たのが悪かったかもしれないですが、過ぎたことを悔やんでも仕方ないですね。あとあさぎ桜の絵は腰がやたら細いこと以外はとてもいいですが、この絵を忠実にアニメにしてもセイントビーストの二の舞いになると思うので、やっぱりアニメは変えて正解だったと思います。

【評価:★★★】


12/13 少年陰陽師 闇の呪縛を打ち砕け(結城光流/あさぎ桜/角川ビーンズ文庫)

 2巻目。これまたアニメで見ているので何とも。いやアニメ見た時は、色々と(主に彰子)フォローが足りないなあ、と思っていたけど原作もあんまり足りてなくて、まあ仕方ないかなと思った。さすがにラストでフォローしていたけど、でも中盤の彰子の行動はやっぱり作者にとって都合の良さが目に付いて微妙。ヒロインの人気を下げるようなことをしてどうする。でも紅蓮の暴走のところは小説の方が盛り上がって良かったです。細かな心理描写ができる小説の強みか。あとこの文はどうにかならないのでしょうか。
 やっぱりアニメを先に見たのが悪かったのかなあ。次で窮奇編は終わり。アニメでもまだ全部やってないところだし、期待してます。

【評価:★★★】


12/13 少年陰陽師 鏡の檻を突き破れ(結城光流/あさぎ桜/角川ビーンズ文庫)

 窮奇編終了。良かった、面白かったよ……。今まで特に目立っていいところのなかった彰子の存在がきっちり話の中に組み込まれたのが大きいかな。昌浩と彰子の関係は切なげで、実に私好みです。こういうベタなヒロイックストーリーはいいですね! 彰子との約束が生かされていて、おかげで終盤は非常に盛り上がりました。昌浩自身の手でトドメをさしたのもこの小説にしては意外で良かったです。いえ、今までは紅蓮とか青年晴明の力が大きかったので……。
 実にいい最終回でした。……いや続いてますけど、でも主人公&ヒロインのピンチは終わったわけで、ここから先は何をやるんだろう……紅蓮関係ですか?

【評価:★★★☆】


12/14 少年陰陽師 禍つ鎖を解き放て(結城光流/あさぎ桜/角川ビーンズ文庫)

 天一って少女だったのか!? イラスト見てもアニメ見ても大人の女性としか……。
 少年陰陽師新章スタート。最初いきなり戦闘から始まってどうしようかと思ったけど、滑り出しとしては窮奇編より良かったです。最初はベタなキャラだとしか思わなかった敏次の使い方も上手いし、風音パートの挟み方もいい感じです。しかし、いきなり晴明でも勝てないようなキャラを出していいのでしょうか。絶対に後でジャンプ漫画にありがちなインフレ起こすぞ。それにしても六合はいいキャラですね。
 始まりは上々。にしても十二神将はいつ全員揃うのかしら。

【評価:★★★】


12/15 少年陰陽師 六花に抱かれて眠れ(結城光流/あさぎ桜/角川ビーンズ文庫)

 太陰キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
 風音編2巻。内容自体は前巻とさほど差はないんだけど、徐々に秘密が明かされてきたり十二神将のキャラが立ってきたりと前巻よりも面白くなっています。まあ秘密はそれでもまだ多いのですが。十二神将は多いのにちゃんとここの色が出ていて実にいい感じです。太陰かわいいよ太陰。また、今回出てきた防人の話が実に私好みで、そこらへんもツボをつかれました。いえね、こういう話には弱いのですよ……。まあ番外編的だといってしまえばそれまでですが。
 風音編ではやっぱり紅蓮関係のことをやるそうで。もっくん>>>>紅蓮派なんだけどなぁ……まあ仕方ないか。

【評価:★★★☆】


12/15 少年陰陽師 黄泉に誘う風を追え(結城光流/あさぎ桜/角川ビーンズ文庫)

 え、これあと1巻で終わるの?
 風音編3巻。徐々にクライマックスに近づいているのは確かなんだけど、あの最後の展開でむしろどういう風に終わらせるのかが見えなくなりました。それまでの展開が、あくまで普通の話レベルの追い込みでしかなかっただけに、最後の展開はさすがに予想外。これもベタっちゃベタだけど、でもさすがに4編中の2編目で来るとは思わんかった。それまでの積み重ねとかがあるからなおのこと切ないです。ああうぅ、もっくん……。しかし、風音のことやら晴明の事やら他にもやることはいっぱいあるのに、紅蓮までこんなにしちゃっていいのかしら。あと1巻でどうやって片付けるの?
 いろいろ不安も抱えつつ、とりあえずとんでもないことになっているので次巻に期待大。

【評価:★★★☆】


12/16 少年陰陽師 焔の刃を研ぎ澄ませ(結城光流/あさぎ桜/角川ビーンズ文庫)

 よかった、よかったよ……。
 風音編4巻にして完結編。風音の決着のつけ方とか宗主がらみの部分はよかったとはいえ素直にうなずけないところもありますが、昌浩と紅蓮のエピソードは文句なく盛り上がりました。昌浩の決意のシーンといい、屍鬼を討つシーンといい、私本当にこういうの弱いですね。涙腺直撃。こういうベタなの大好きなんですよ……。さすがに死なないだろうとは思っていましたが、終盤の盛り上がりは本当によかったです。ところで、これは紅蓮は戻ったけど記憶を失っているということでいいんですよね……? もしかしてアニメはこれでラストなの? それじゃあバッドエンドじゃ……。
 ここが一番面白いところ、という評判を聞いていましたが、なるほどこれは文句なく面白かったです。いやあ、もうね涙腺が……。しかし、これで昌浩&彰子のエピソードも昌浩&紅蓮のエピソードも最高潮を迎えたわけで、ここから先は本当に何をやるのかしら。

【評価:★★★★】
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