(非)日常

社会人でもオタまっしぐら。

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 12/18~12/24の読書感想です。


 そろそろ今年も終わりです。今年の新刊はなるべく今年中に崩してしまいたいところですが、さてどうなるかしら。


12/18 少年陰陽師 うつつの夢に鎮めの歌を(結城光流/あさぎ桜/角川ビーンズ文庫)

 少年陰陽師外伝。……うーん、これは出した、というか読んだ時期が悪かったです。昌浩ともっくんの初事件の話を読めたり(まあアニメですでに見ていたわけですが)、車之輔大活躍にハイテンションになったり、昌浩と彰子のあれこれに萌えたりと個々の短編は悪くないですが、いかんせん風音編であそこまでやってしまって、しかも完全に終わってない以上、今更それをやられても……。話自体は見どころに溢れているので、窮奇編が終わった時に読んでいれば面白く思えただけに……勿体ないことをしました。季節さえ無視すれば別に違和感もネタバレもないですし。しかし、この部分はアニメ化しないのでしょうか。車之輔の話なんて非常にアニメ向きだと思うのですが。
 これにて貸してもらった分はすべて読了。最初は普通さと変な文章に戸惑いましたが、結果は面白かったです。風音編のラストは本当に燃えました。こういうベタなの大好き。あとBL分はほとんどなかったので(あれだったら彩雲国のがよっぽどそれっぽい)BLが苦手な人にもオススメしやすいです。

【評価:★★★】


12/19 嗤う伊右衛門(京極夏彦/講談社NOVELS)

 新書で一段組で400ページ足らずなので、本当に京極? と疑ってしまいました。いつもの箱のごとき厚さに慣れてしまったので……。
 そういえば京極堂じゃない京極を読むのは初めてです。悲恋ものだと思って手を付けたら……あれ? 中盤まではあんまりラブがない。なんか肩透かしか、と思っていましたがラストで満足。いつもの京極らしく前半はたるいのですが、それは地場を固めるためなので今回はあまり気にならず。蘊蓄垂れ流し状態では決してないですし。それに途中途中で背筋を舐められるような描写に、どんどん引き込まれます。後半はいつもの京極らしく畳み掛けるような異様な展開に目が離せず、今までバラバラだったかけらが一つの絵にまとまり、狂気に満ちたあの終盤に魂まで奪われた気分に。そしてなぜかラストはラブストーリーとして美しくまとまったから不思議。期待していたものとはやや違ったけど、これは紛れもなくラブストーリーでした。
 いつもの蘊蓄に辟易している人にも、これはオススメ。巻説の方も読んでみます。しかし、京極の文体は実に和風に合うなあ。

【評価:★★★★】


12/20 タザリア王国物語Ⅱ 黒狼の騎士(スズキヒサシ/あづみ冬留/電撃文庫)

 ところでこの小説のヒロインって誰……?
 タザリア2巻。メルマガであらすじを見た時は何このBLと思ったものですが、実際読んでも素晴らしいばかりのニアBLでした。主従! 主従! 話も、ただひたすらに追い込まれるだけだった1巻に比べると、わりと希望が見えてきて読みやすかったです。好き嫌いはおいといて、個人的にはリネア様がでばってない方が読みやすいのかもしれない。終盤のあれには引き込まれました。引き伸ばさず、1巻できっちりカタを付ける潔さに拍手。しかし、本当にこの小説のヒロインって誰? 少女神はなんか違うし、ナターシはジグリット殺す気満々だし、リネア様は冒頭で否定されたし。まあ今のままでも構わないですがね!
 1巻読んだ時は続きどうするか微妙でしたが、この分なら続けられます。そうそう、あとがきや某所であづみ冬留の遅筆=あづみの病気が原因とされてましたが、たとえ病気ではなかったとしてもあづみ冬留がこれくらい遅いことは最初から想定内ですよ? あづみ絵は大好きなんで、表紙だけでもいいから絵師交代は嫌だなあ。

【表紙:★★★☆】


12/21 オガクズで愛が満ちる(夜光花/水名瀬雅良/ガッシュ文庫)

 途中から八重子ちゃんの行方が何よりも心配で読んでました。BLなのに、そんな読み方間違ってる……!
 タイトル買いした私が言うのも難ですが、別にこんなタイトルじゃなくても良かったような。かたくなに心を閉ざしていた受けが一途な攻めと結ばれる話で、詰め込みすぎなきらいもあるけど過程は丁寧だし、事件をしっかり組み込んだ展開は上手いです。ラストが消化不良な気がするけどあれ以上書いても蛇足なだけでしょう。それでも評価が高くないのは単純にキャラ二人が好きになれなかったから。一途な年下攻めもかたくなな年上受けも学生×社会人もツボなはずなのに、この二人は好きになれなかったです。なんでだろう……? あ、でも八重子ちゃんは実にかわいかったです。ロリばんざ(ry
 BLでメインキャラが好きになれないって結構致命的なんですね。……そりゃそうか。話は面白かっただけに、なんか悔しいわ。

【評価:★★☆】


12/22 学校を出よう!2 I-My-Me(谷川流/蒼魚真青/電撃文庫)

 1巻が地雷寸前のつまらなさだったのでどうしようかと思いましたが、それに比べると随分まともになってました。時間移動のガジェットを駆使した設定は素直にすごいと思ったし、その上で切なさを残すラストはちょっと感動しました。キャラも誰一人気に入らなかった1巻より良かったです。星名サナエはいいキャラでした。……でも終盤まで全く面白くないのが、なあ。謎解きでより驚かすための地盤固めや、結果に行き着くまでの積み重ねや、目的は分かるんですが、それにしたってたるすぎます。仕方がないことなのはわかりますが、終盤はいいだけにもう少しどうにかならなかったのでしょうか。
 前巻よりははるかにまともですし、評判の良さもわかりますが、前半と後半を折半して評価はこんなところ。このシリーズの続きはいいかな。

【評価:★★★】


12/22 今日からマ王!?(喬林知/松本テマリ/角川ビーンズ文庫)

 まるマ外伝4冊目。クマハチとの抱き合わせ特装版を考えても商法主義だな、とは思うけど、それでもグダグダすぎる本編に比べると随分まともです。マ王奥は小ネタ入れまくりで久々に本来のまるマらしく思えたし、あとジュリア! 彼女がやっと挿絵付で初登場です。今までより本編の補完的要素が強いですが、少なくともジュリアを出しただけでもこの話を出した意味はあったんじゃないかと。小ネタがわりと分かりやすいものばかりだったのは残念だけど、テンポの良さは戻っていたのは嬉しいことです。
 それにしても、まるマを久々に面白いと思ったのが外伝の短編集だとは……。次で聖鎖国終わるらしいけど、持ち直してくれないかしら。
 最後に一つ。

聞いてくれよコンラッド! おれすっかり騙されちゃったよ。金髪碧眼総天然色美少年のくせに、こいつボーイソプラノじゃないんだぜ!? 意外と男らしいの。意外と男前な歌声だったんだよ」


 さ、斎賀……!!

【評価:★★★】


12/23 ネクラ少女は黒魔法で恋をする3(熊谷雅人/えれっと/MF文庫J)

 ネクラ少女3巻。……うーん、巻を追うごとにテンションが下がっていきます。決して出来が悪くなっているわけじゃなく、むしろ上手くやっているほうだと思いますが、1巻で綺麗に終わっていた以上、やっぱり続けない方が良かったよね、という感覚が大きくなっていきます。今回にしても、弥生や母親のエピソードや悪魔の撃退法など、いいなと思えるシーンはあったものの、全体としてみると、その弥生の話や真帆の恋や演劇部VS生徒会といった要素が一つにまとまっていなくて、どうにも散漫とした印象がぬぐえないです。あとこれは個人的な意見なんですが、2巻以降に出てきた要素がことごとく好きになれないのが……。いや神門は割りと好きだけど、先生は好きになる要素皆無だし、生徒会の話もうざくてしょうがなくて。今時一つの部をあからさまに敵対視する生徒会っていうのも……。
 うーん、これ以上読み続けてもマイナスにしかならなさそうですね。次巻は様子見……かなぁ。結局買ってしまいそうだけど。

【評価:★★☆】
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