(非)日常

社会人でもオタまっしぐら。

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2/26~3/4の読書感想です。


2月の読了冊数:43冊。
2月のオススメ:一瞬の風になれ(佐藤多佳子/講談社)、始まりのエデン 新たなる神話へ(榎田尤利/北畠あけ乃/講談社ホワイトハート文庫)


2/26 ホワイトデー上等。(三浦勇雄/屡那/MF文庫J)

 上等。シリーズ3巻。うーん、ドッキリオチじゃなくなったり、槍ヶ岳のサービスがほとんどなかったりと、変化をつけてはいるのですが、それで面白くなったかといわれると……。今回は話自体がイマイチなような。鉄平&ゆかりのすれ違いは、どうせ最後には元の鞘なんだろうなぁ、と思えてしまったのがちょっと痛い。いや、バカップルなのは良いことだと思いますけどね? そして何より痛いのが、今までのような危機感が今回はあまり感じられなかったこと。戦車とか出したりしている割に妙に盛り上がらない。危機感のないスリルなんて(ry 他にも、大目玉の気持ちの変遷にうなずけなかったりと、微妙な要素ばかりが目立ちました。
 下がったり上がったりだった作品の評価がここでまた下がる。波ですね。一区切りらしい次の巻はどうなるのかしら。

【評価:★★☆】


2/26 ジューンブライド上等。(三浦勇雄/屡那/MF文庫J)

 最終巻! 最終巻! 読みたかったのはこれなんだ、と思わせてくれました。燃える燃える。
 上等。シリーズ最終巻4巻。今までぎりぎりのところで燃えきらないなぁ、と思っていましたが、今回ばかりはさすがに燃えました。何しろ今回は話の密度が半端じゃないです。二転三転する展開にのめり込み、読み終わった後で、ああこれ250Pくらいしかなかったんだ、と思わず溜息。今までの3巻は全てこの1巻のためにあったのか、と思えるほど、ぎゅっと中身が詰まっています。この土台を受け入れられたからこそ、これだけ燃えたんだろうなぁ。とにかく全キャラが熱くて格好いいです。ドッキリオチもなく、何より今までは理不尽だとかうざいなぁと思っていた槍ヶ岳がやたらめったに熱いですよ! ハヤミマコトはさすがにしつこかったなぁ、と思いましたが、まあそれくらいです。
 とてもいい最終巻でした。シリーズ読んでいて良かった……え、続いてるのですか? これ続かせようないと思うのですが……。とりあえず次は短編集らしいので、それ読んで判断します。

【評価:★★★★】


2/27 NO.6 #2(あさのあつこ/講談社文庫)

 これ なんて ぼーいずらぶ?
 1巻であれだけ話を進めてしまった反動なのか、今回は西ブロックの現状を紹介しつつ、新キャラも出しつつで仕切り直しがメインでした。停滞感は否めないですが、紫苑の戸惑いとかネズミの裏が伺えて、十分面白かったです。舞台設定はすごいありがちな気もするけど、ちゃんと丁寧に書いているので特にマイナス要素にもなりません。あとキャラを使い捨てたりしないでフォローを入れているあたりも良かった。特に沙布は本当に序盤に出ただけでそれっきりのキャラだと思っていたので、再登場はうれしいなぁ。ボーイミーツガールになればよいと思います。しかしそんな期待をあっさり砕くくらいすごいボーイズがラブですね! そして2巻はそうでもないよとか言っていた先輩はすごい嘘つき。惹かれてるとか美しいとか男が男に使う言葉じゃないよ!
 1巻ほどではないですが、面白かったので満足。気になる要素はまだまだ回収されていないので、続きも早く文庫化してくれると良いなー。その前にバッテリー最終巻がありますが。

【評価:★★★☆】


2/28 EDGE #2 ~三月の誘拐者~(とみなが貴和/講談社文庫)

 前回の内容も忘れないうちに、積読の山に埋もれさせないうちに、買った本はさっさと読んでしまいましょう。
 ということでEDGE2巻。1巻は手堅く面白かった、という認識だったのですが、この2巻は非常に面白かったです。1巻同様丁寧に描写された痛々しい心理に、どう転がるか全く予想できない展開に、綱渡りのような犯人とはるかの関係に、全てに惹かれました。特に最後は錬摩との過去の対称性もあって自分のドツボ。一見すると穏やかでかわいらしい旅の裏に潜む刹那的で狂おしい破壊衝動に、最後まで震わせられました。旅の終わりに、ラストの静かな救いに涙し、その余韻に浸りました。
 もともと自分のツボをつく話だったとはいえ、実に良かったです。宗一郎がうざいのはこの際脇においておこう。文庫組なので、早く続きが出ないことかしら。

【評価:★★★★】


2/28 神語りの玉座 星は導の剣をかかげ(薙野ゆいら/ひびき玲音/角川ビーンズ文庫)

 とりあえず一言。<ジェネシスソウル>はいくらなんでもダサいと思います。
 角川ビーンズ大賞<奨励賞>受賞作。よ・み・づ・ら・いー! ごってごてに着飾った文章と不必要なまでに作り込まれた設定のおかげで、読むのに一苦労でした。ページ数少なめで基本的に読みやすいビーンズ文庫で読むのに2時間近くかかったのは初めてかもしれません。濃い目の設定もよく作りこんだなぁと感心する反面、なかなかすんなり飲み込めなかったです。だけどつまらなかったかといわれるとまた別の話。詰め込み過ぎな気もしなくないけど実に濃いストーリーに、盛り上がるべきところでちゃんと盛り上がる演出性で押し切っていて、こういうドラマチックなの好きな人間としてはこの作品を嫌いになるはずもなく。終盤のあたりは実に奮えます。設定の作りこみのおかげでそこまでご都合主義展開も気にならず、素直に燃えました。展開やキャラは王道ですがそこそこ良いんじゃないかと……でも女キャラ一人もいないのは寂びしいなぁ。
 高殿円を切った時に、ビーンズはこういうタイプの作品はもう出さないのかなぁと思っていただけに、ちょっと嬉しいです。設定については諦めるので、文章さえどうにかなればオススメなのに……。

【評価:★★★☆】


2/28 身代わり伯爵の冒険(清家未森/ねぎしきょうこ/角川ビーンズ文庫)

 かるーいかるーい読みやすーい。そうそう、ビーンズってこういう路線がメインですよね。読者賞取ったのもうなずけます。さくさく読める文体に、元気系で可愛い主人公に、テンポよく進む物語に、と軽い物を読みたいときには最適です。コメディ要素が、笑えるかどうかは別にしても、滑っていないのも好感度高いです。展開そのものはお約束ですが、ちゃんと盛り上がったのでいいか。ただ一つだけ。いくら双子とはいえ男女の身代わりは無理があると思うし、その身代わり設定自体があんまり生かされてない気がするのはどうかと。16歳じゃあ男女の性差が出まくってるよなぁ……という身体的特徴を無視しても、ミレーユのしゃべり方が男装時でもろくに変わってないのはダメじゃないかしら。あれでバレなかったのは奇跡。とはいえ、元気で積極的なミレーユと冷静だけどへたれ気味なリヒャルトのCPには萌えたので、それで帳消し、で。自分の趣味は実に分かりやすいです。
 1冊で綺麗に終わっているけど、シリーズ化するのでしょうな。ビーンズですし。楽しめたので次も買いますが。

【評価:★★★☆】


3/1 しをんのしおり(三浦しをん/新潮文庫)

 シュミじゃないんだが非常に面白かったので購入。さすがにあれほど暴走してはないですが、十分面白かったです。くすりと笑えたり、共感できるところ多し。腐女子的には、二秒ほど見ただけの厨房の男4人の恋模様をトークしたり(BはCの気を引きたくてAにばっかり甘える、と私は考えています)大阪に行ってまで漫画を買い漁るのに、スラムダンクを読んでは腐女子的変換をすることを同じくスラムダンクが好きな弟には絶対に言わないあたりにすごく共感。そうそう、腐的な事って絶対に普通のファンには言えないの。でもちまちましたところに腐女子萌えするのを止められないの。ああすっごい分かる。他にも笑えるところは多く、満足満足。ボンサイダーはここにも出張ですかwww しかし私としてはイエロー×グリーンの方が萌えかしら。
 軽く笑えて共感できる、いいエッセイだと思います。満足満足。個人的にはDJのホモ漫画が気になるところ。なんとなくですが、新田祐克かしら……?

【評価:★★★☆】


3/2 人生激場(三浦しをん/新潮文庫)

 昨日に引き続いて三浦しをんのエッセイ。いい加減小説の方も読むべきだと思います。
 発表の場が週刊新潮になって、中年男性向けに書かれたエッセイとはいえ、理想の胸毛について研究したりと三浦しをんはいつでもどこでも三浦しをんでした。この軽さはいいなぁ。ただ、今回は発表の場が週刊新潮ということもあって、随分とテーマのしっかりした実のある内容で、私はあんまり実のない、テーマもはっきりしていない、けどたまにある一言はちゃんと核心をついている感じが好みなので、そういう意味ではしをんのしおりの方がよかったかしら。はっきりしたテーマで意見をずばずばと言っているので、気持ちがいい反面、それは違うんじゃない? という部分がありました。まあ、これは完全に好みの問題であって、出来は良いと思います。
 しをんのエッセイはあと文庫だったらウィングスで出たのがあったような……。なんにせよ気に入ったので、以降も文庫落ちしたら読む予定で。

【評価:★★★】


3/2 センチメンタル・セクスアリス(砂原糖子/ヤマダサクラコ/幻冬舎ルチル文庫)

 あとがきに『ツンデレ』の文字を発見したので購入。確かにツンデレはいました。主人公の親父ですが。
 寡黙で主人公に尽くす奴隷攻×俺はホモじゃないと言い張るわがままなツンデレ受。……ツンデレ? いやこれはツンデレじゃないですよ。もしくは私がツンデレと認められないツンデレ。だってこれ素直になれないっていうより考え方が幼稚なだけですよ。態度も反応も全部が子供並み。ツンデレは萌えますけど、これは萌えずに、読んでいてイライラしっぱなし。しかしそこら辺のイライラを上手く反転させて綺麗にハッピーエンドに持っていくラストは非常に良かったです。強姦ネタ嫌いですけど、これは春巳に対するイライラのおかげで特に嫌悪感を感じることもなく。あと構成が上手いです。過去エピソードの挿入のタイミングがよく、ちゃんと幼馴染のラブストーリーになっているのは好感。昔から好きだったという設定はベタですが、実にいいものです。
 終わりよければ全てよし、面白かった……といいたいところですが、それには前半のイライラがあまりにも大きすぎたなぁ。とりあえず他の、イライラしなさそうな話を読んでみよう。

【評価:★★★】
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