(非)日常

社会人でもオタまっしぐら。

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3/12~3/18の読書感想です。

いつもより少なめ……orz 精進精進。


3/12 フリージング・アイ(華藤えれな/雪舟薫/LYNX ROMANCE)

 えーっと……早瀬と若宮の性格書きづらいなぁ。企業弁護士×サラリーマンのオフィスラブ。雑誌掲載の中篇+書き下ろしの長編の二本立てなのですが、2つの面白さの差が開きすぎているような。というか最初の中篇がイマイチ。なんで若宮が早瀬に惹かれたのかが不明瞭なので、若宮の積極的な迫りっぷりを見るにつけ、なんでそこまで積極的なの? と首を傾げる。こういう迫り方なら、ホモだと明言した方が納得いくのですが。そして後半の早瀬の行動にぽかーん。確かにあの若宮の行動はどうかと思いますが、私情に走って会社の利益を損なう行動をするのはサラリーマンとしてはダメでしょ。BL部分が理解できなかった作品を楽しめるわけもなく。その代わり書き下ろしは良かったです。早瀬が若宮に引かれていく過程は丁寧でよかったですし、早瀬と祖母のシーンが,
というか祖母が涙を流す一連の流れがなんとも印象的。それとこういう和風な雰囲気がいいのかしら。
 2つの話を折半して、評価はこのあたり。書き下ろしは良かったですけど、スレイヴァーズシリーズはいいかな。

【評価:★★★】


3/12 金の王子と金の姫 ~神の眠る国の物語~(剛しいら/佐倉汐/B's-LOG文庫)

 レーベル初読みがつまらない場合はどうしたらいいんだろう。
 B's-LOG初読みは剛しいらのファンタジー。本筋は面白いあらすじを読んだ気分でした。理不尽に国を滅ぼされた王女が、男装して神の力で他国に取り入り、攻め入った国と敵対する……と、これに恋愛要素も加わって、話そのものは面白いと思うんです。ただ、この心理描写も掘り下げもへったくれもない展開スピードはどうにかならなかったのでしょうか。特に思い入れのないまま国が攻め入られ、大した掘り下げもないまま物語が進み、ろくな心理描写もないまま主人公は恋に落ちる……哀しいくらい肉付けが足りてないです。肉付け過多なのもそれはそれで問題だとは思いますが、これは痩せぎすすぎてダメ。これの3倍あってもおかしくないような内容を、200ページ足らずで収めているのだから必要な描写が足りなくて当たり前ですね。どうにかならなかったのかしらorz
 話そのものは面白いのですけどね……。でもこれは小説じゃないです。確か剛しいらって当たり外れがやたらとでかい作家じゃなかったっけ……。評判のいいシリーズに手を出して、判断するべきか。

【評価:★☆】


3/13 SHI-NO -シノ- 黒き魂の少女(上月雨音/東条さかな/富士見ミステリー文庫)

 元バイト先の社員さんからオススメされたシリーズ。うーん、クールというか暗黒系な志乃たんは確かに可愛いですが、根本的な所で合わなかったです。切り口の問題で絶対に一つにまとまりえない断片を、『死』というキーワードで無理やり一括りにしたような感じで、つまりツギハギ感が強かったです。『僕』に関してはそれでいいと思いますが、犯人や作品全体の価値観・倫理観が普通すぎて、志乃の異常性が悪目立ちしているような。その上犯人の心理や死生観への踏み込みが浅すぎるので、読んでも共感したり引き込まれず、逆に違和感を覚えました。あと真ん中の吸血鬼の話は確実にいらない。犯行をわざわざ解説するところも興ざめですし、自殺サイト一本だけに絞った方が絶対にスッキリするもの。
 ヒロインの志乃はかわいいので、ロリ好きな方は楽しめるんじゃないかと。私は……ロリは割と好きなのですが……。

【評価:★★】


3/13 ヴィクトリアン・ローズ・テーラー 恋のドレスとつぼみの淑女(青木祐子/あき/集英社コバルト文庫)

 評判良さげだったので手を付けてみたコバルトの英国調なシリーズ。ヴィクトリアン的な楽しみは今ひとつないですが、でも評判がいいのもうなずけます。全体的には静かな雰囲気なのですが、その中でのフローレンスとアンディ、クリスとシャーロックの甘いLOVEが美味しくていい感じ。ストーリーもベタながらなかなか。全編通してベタ甘なわけではないので、胃もたれすることもなし。最近読んできた少女レーベルというと、どの主人公も元気で強気な性格の子ばかりだったので、クリスのおとなしい性格が逆に新鮮で可愛いです。ただ、恋のドレス設定はおいとくとしても、ファンタジー要素はちょっと多すぎるような。というか闇のドレスに関しては何のギャグ?w わ、笑っていいものなのかどうか……。
 ともあれ、わりと楽しめたので続きも追う方向性で。しかし、イラストがむちゃくちゃいいですね! こういう繊細な絵が大好き。

【評価:★★★】


3/14 あいの、うた -The end of Youth-(木原音瀬/宮本佳野/Holly NOVELS)

 木原音瀬はリブレの不細工特集に載っていたパラっと読んだことがあって、その時は文章が微妙だ、とか思ったのですが、……あれ? 別に文章微妙じゃないよ? むしろ上手いよ?
 それはさておき、うーん、面白くはあるのだけど評価に困る作品でした。この夢も希望も一切ないけど、淡白な文体の裏には滾るほどの情熱が秘められている。そういう雰囲気は良いです。どいつもこいつもイタくて嫌な性格をしていますが、水城せとなのあれほど露悪的ってわけじゃない。そのあたりの描写のバランスもなかなか。しかし、どちらの話もラストが微妙。『あいの、うた』はHして終わり、というのに首を捻りましたし(そういう終わりが似合う話ではないと思う)『The end of Youth』はそもそもこれで二人がくっついたらダメなような。だって力は何も成長してないでしょ? これでは妥協と諦めの末の共倒れな関係で、成長も何もなくダメだと思う気が。そしてそんな感想を抱かせる時点でBLとしてはダメですよね。
 結果、BLとしては不可だけど作品としては面白い。なんだかなぁ。とまれ、面白かったのは確かなので他の作品にも手を出します。ところで『Holly NOVELS』って『ホリーノベルス』って読むのね……。『ホーリーノベルス』だと思ってた……。

【評価:★★★☆】


3/17 800(川島誠/角川文庫)

 部の先輩に勧められたのですが、……うーん、今一つ合わなかったです。表紙は爽やかな感じですが、中身は爽やかっていうか……ドロドロ? 少なくともこういう青春を送ってこなかったからかもしれないですが、作中に出て来る女性に共感がわかなかったです。特に妹にはドン引き。他の部分はまだしも、兄に対する反応は気持ち悪いって。他の二人は理解出来なくもないけど、共感するかといわれると……。ラストは理解不能な恐怖。男二人は特に何とも思わず、走ってるシーンは爽やかでよかっただけに残念。
 要は求めていたものと違って、その上感性が合わなかった、という出来以前の問題でした。別に出来は悪くないんですよ……それだけに残念。

【評価:★★】


3/17 銀月のソルトレージュ ひとつめの虚言(枯野瑛/得能正太郎/富士見ファンタジア文庫)

 え、学園異能なの?
 評判の良さと近世ヨーロッパのような世界観、と聞いて購入。……なのにわりと普通の学園異能でちょっとしょんぼり。いや別に学園異能がダメだとは言いませんよ。ただ想像していたのと違って……。ストーリーや設定はツギハギ感・既視感があるもののなかなか。後半のバトルシーンはちゃんと盛り上がりますし。ただそこをあげて手放しで褒めるには日常パートがつまらない。特に80年代で止まったようなコミカルのセンスはどうにかならないのかしら。
 次巻で判断かな。もうすぐ出るようですし。

【評価:★★★】
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