(非)日常

社会人でもオタまっしぐら。

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 4/23~5/20までの読書感想です。


 1ヶ月以上も溜めまくっててごめんなさい……orz とりあえず1ヶ月分です。先週のはまた別の記事にupします。

 4月の読了冊数:13冊(少なっ!)
 4月のオススメ:燃えよ剣上・下(司馬遼太郎/新潮文庫)


4/23 ラストリーフの伝説(秋山完/弘司/朝日ソノラマ文庫)

 ラノベ作家のもう一人の秋山の人のデビュー作。いい話を書く人らしいのですが、この話はちと微妙でした。ストーリーは王道かつベタで、そこが悪いってわけじゃないのですが、もう少し尺取れなかったのかしら。描写不足ってほどじゃないのですが全体的に駆け足で、もっとゆっくり進めてもよかった気がします。そして何より、この話でうたわれている『純愛』が薄っぺらくて嘘臭く感じられてしまって……。最初はこいつらいつ何がきっかけで互いを好きになったんだと疑い、その謎が解けても納得できず。だってこれ結局利用してただけなんでしょ? そのことをほとんど葛藤も戸惑いもなくあっさり受け入れちゃダメだと思います。
 でもラストは実に綺麗だったのでそれで帳消し。こういうラストに弱いのよ……。終わりよければ全てよし、……とそれまでの過程がもう少し良かったらいえたのにな……。

【評価:★★★】


4/23 きみの処方箋(月村奎/鈴木由布子/ディアプラス文庫)

 ちょっとひねくれた養子の主人公と心臓に疾患を持った義兄のライトBL。今まで、自分を拒絶していると感じていた世界のあれこれが、見方を変えるととてもあたたかで優しいものだった……と、ベタながら良い話でした。主人公を取り巻く世界が変容していく流れは自然かつ丁寧でそれもなおよし。でも今一つ心にひっかかるものがなかったです。良い話なのに……。男女ものの短編も(本編ではアレだった)キャラのいいフォローになっていてこれはこれでありだと思えましたし。あ、ただ書き下ろしははっきりと微妙。治ってないのにそこでやったら、その前に書いていた決意を覆すことになると思うのですが……こんな分かりやすい矛盾があっちゃダメでしょ。その決意のくだりがなかなかだっただけにがっくりです。
 心温まる話が読みたい方はどうぞ。あとイラストは基本的にはいいのだけど、1枚だけ明らかに本編の雰囲気にそぐわないのがあってどうかと思った。

【評価:★★★】


5/4 スタンド・バイ・ミー(スティーブン・キング/新潮文庫)
 
 世間一般でも十分名の通った名作を、ものすごく今更ながらに読了。ぶっちゃけ映画も何も見ておらず、「キングの青春もの、死体を拾いに行く少年達の話」という程度の認識しかなかったわけですが……なるほどこういう話なのですか。最初はそのとりとめのなさに戸惑ったけど、慣れるとそのとりとめのなさがむしろいいです。彼らの過去やヒルや死体探しなどのエピソードをひっくるめて、これは一つの青春小説なんだな、と。そりゃ痛い思いもきついこともしたくないけど、でもこういうことをあのくらいの年に体験できたら、間違いなく一生モノの思い出になっていたことでしょう。ああ、こういう青春いいなぁ……。しかしクリスとゴーディは萌(ry
 同時収録の短編はそこまでツボでもなかったかしら。ともあれ、名作だと思います。機会があったらキングのホラー物も読みます。

【評価:★★★☆】


5/8 "文学少女"と穢名の天使(野村美月/竹岡美穂/ファミ通文庫)

 "文学少女"シリーズ4巻。序盤は話が動かずあれ……? と思いましたが、今回も例に限らず鉄板でした。今回はとにかく、ドロドロな、こじれまくった人間関係の末に迎えたラストが素敵です。元ネタの『オペラ座の怪人』で一番凄いのは何よりもラストだと思っている人間なので、実に忠実な展開で良かったです。ベタだし芝居がかっているけど、やっぱり遠子先輩の言葉は心にくるものがあるなぁ。ミスリードが簡単に読めてしまうことなんて些末なことですよ、うんうん。今回メインのななせはとても可愛かったです。今までぎこちなくて作品に馴染めてなかった分を取り戻せた感じ。だけど最後は……ななせそれ死亡フラグだよななせー!
 次で美羽、その次で遠子先輩の話をやってお終いかしら。なんにせよこけることはまずないと思うので超期待してます。しかし、オペラ座の怪人って途中で語り手変わるんだ……。

【評価:★★★★】 


5/9 コードギアス 反逆のルルーシュ STAGE -0- ENTRANCE(岩佐まもる/toi8/角川スニーカー文庫)

 腐女子にも大人気コードギアスのノベライズ。なんか色々と突き抜けた感のある漫画に比べると、なんとも順当なノベライズで肩透かし。いや、それでいいんですけどねw 内容はスザクとルルーシュの過去話、とちゃんとファンの思考を読んだうえでのもので実に良かったと思います。実はスザクとルルーシュはあんまり好きではないのですが(だから今ひとつ同人的にははまれてないのです)この二人が互いを認め合っていく過程は丁寧で引き込まれました。ああうん、これは絶対に萌える人多いと思うの。個人的にはスザクの親殺しのエピソードがちゃんと語られていたのに感動。よかった、そこぼかさないでくれてよかった……。そのあたりのシーンはどうなるのか分かっていながらも手に汗握りました。
 いいノベライズだと思います。ギアス好きなら読んでも損はないかと。次は7月、と。ところで24,25話はいつやるんですか?

【評価:★★★☆】


5/11 円環少女 ⑤魔導師たちの迷宮(長谷敏司/深遊/角川スニーカー文庫)

 うわあああああああああ(ry
 円環少女5巻。当然のごとく4巻の続きです。どのキャラもおざなりにしない抜かりのなさも密度の濃さも興奮する戦闘描写も健在で、相変わらず鉄板だなぁしかしこれ1巻で終わるのかと思っていたらラストがうわああああああ(ry 今まで日常の描写も(別に飛ばしてもそれほど問題のないところまで)おろそかにしなかったのは全てこのためですか。いやもうひどい。何が酷いって、前述のこともそうですが、オルガの魔法のお披露目をして、散々公館の強さを見せ付けておいて仁にあの選択をさせるんだもの……。これはひどい。しかし、イラストがやたらと神がかっていました。
 4,5の前後編かと思いきやもしかしてこれはラストエピソード? さすがにこの話が終わった咲き、物語が続くとは考えにくいですから。とまれ超期待。今年中に出ますように!

【評価:★★★★】


5/13 バード・ハート・ビート 舞姫天翔!(伊東京平/pako/ファミ通文庫)

 発売当初評判が良くて、かつ6月末(だったかしら?)に続編が出るとのことで読んでみました。……ああ、すっごいベタ。リーンの正体は、まあなにかあるだろうな、と思っていたから驚くほどのものでもなし、テオとリーンのラブの過程も全くもってお約束。そもそもストーリーに驚ける要素はほとんどないと思います。だ が そ こ が い い! 下手に奇をてらってダメにすることはなく、純粋にボーイミーツガールが楽しめます。ヒロインのために頑張る主人公、とかもう使い古されまくった展開だけど、やっぱりこういうのは燃える。というかミルヴィルが熱いよ! 鳥に燃えるなんて初めてかもしれない。飛翔レースという題材と合わさって爽快感たっぷり。よかったよかった。
 ベタだがいい、っていうかベタだからこそいい作品だと思い。しかし、続けられそうな要素を残すことはなかったと思うのですが。とりあえず来月末に出るらしい続編も買います。

【評価:★★★☆】


5/15 とらドラ・スピンオフ! 幸福の桜色トルネード(竹宮ゆゆこ/ヤス/電撃文庫)

 桃色の片思い♪恋してる♪マージマジとしちゃってる♪ ……失礼しました。
 とらドラ外伝は、1巻の短編の主人公と生徒会長の妹の直球ラブコメ。まず本音から言います。本編より面白かった! というか今まで読んだゆゆ様の中では一番面白かったです。三角関係とか多角関係とか、そういうごちゃごちゃした要素は全部取っ払って、幸太とさくらの二人に焦点を当てたド直球ぶりが好みなのかしら。北村や会長などの脇はあくまで脇であることに徹していて、何にもわずらうことなく二人の純粋で初々しくかつ桃色なラブを楽しめます。危ない人全開だけど、にやにやが止まらなかったですw インパクトある導入から(本当に)全速力で駆け抜けたラストまで楽しくない部分がほとんどないです。いいねえいいねえ。何気にすみれ会長もいいキャラで、とても満足。
 外伝だからこういうのが出せたんだろう、と思いつつ、でも面白かったので本編読んでない人にもオススメ。しかし、卒業式を見る限り北村はまず間違いなく大河には振り向かないのね……。

【評価:★★★★】


5/16 モンスターズ・イン・パラダイス2(縞田理理/山田睦月/ウィングス文庫)

 ウィングス文庫で買っている数少ないシリーズ(というか他にないわ)……いつ百合小説になった!?
 中篇2本+おまけ短編1本という組み合わせなのですが、話によってずいぶんと出来に差がある話でした。最初の話は王道な展開だけど、終始緊迫感が持続して、かつ弁論の一々に説得力がある、と法廷ものとしてはなかなかのもの。ラストに至るまでどうなるかハラハラしましたし、そのオチも腑に落ちるもので満足。完全なハッピーエンドじゃない当たりもいいですね。なのに2本目の話はかなり微妙。せっかく出てきたいい新キャラをあっさり殺すこと自体は別にいいのですよ。ただそこに至るまでの過程がかなり強引。最終回に向けて明らかにしたい新事実だったんだろうけど、これはもっと前から伏線敷いとくべきだったと思います。その上犯人の心理もミリシャの心理も、作者の都合で変化している感じが丸分かりで、話自体は面白いのでしょうがかなり冷めてしまいました。
 うーん、どちらも変わらない出来だったら良かったのに。なんにせよ、最終話に向けて話は動いているので次巻も買います。しかし、なんでいきなり百合小説になったんだろう。

【評価:★★★】


5/19 琥珀のうたたね(神奈木智/後藤星/ラヴァーズ文庫)

 記憶喪失で特殊能力もちの謎の青年×両親のいない探偵。BLとしてダメなわけじゃない、琥珀の記憶と特殊能力をめぐる話としてもダメなわけじゃない、でもこれが二つ合わさるとうーん……という感じ。琥珀の記憶と特殊能力に関する部分はベタだけどまあ落ち着くところに落ち着いたよね、と言う感じで特に突っ込むところもないのですが、これにBL要素が足されると……。終盤までじらした琥珀の記憶に対し、琥珀と冬はさっさとくっついてしまうので、BL的な楽しみがほとんどないです。多分琥珀のことをメインにしたかったのでしょうが、だからといってBL部分がおざなりなのは……ねえ。これBL小説ですよ? BL要素を排除しても面白い! っていう話じゃないですし。
 ラストも中途半端に続かせる要素を残していて微妙。うーん、ベタでも二番煎じでもいいからBLはBLに徹してほしいです。しかし、ラヴァーズ文庫ってもっとエロいんじゃなかったっけ?

【評価:★★】
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