(非)日常

社会人でもオタまっしぐら。

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『お帰り、僕らのアリス』

主人公・葛木 亜莉子(かつらぎ ありこ)は夕暮れの学校で目を覚まします。
その目の前には、なぜかフードを被った怪しい男が。
驚く亜莉子に、男はチェシャ猫と名乗り、こう言うのでした。

 『さあ、僕らのアリス。シロウサギを追いかけよう』

人の消えた世界、妙なケモノ、妙なヒトたち。
アリス(=亜莉子)はチェシャ猫に導かれ、シロウサギを追いかけます。
その果てに待つものとは……?


そしてひとつの悲劇は、新たな惨劇を呼び起こす……。
公式サイトより)




知らない人はなんのこっちゃ? と思われるはずなので、一応説明。
このあらすじは『歪みの国のアリス』という携帯用アプリのものです。テキストホラーです。単なるアプリだと油断するなかれ。これが実に面白かった! 文句なくオススメしたいレベル。auが主体ですが、ボーダフォンでもドコモでも、対応する機体はあったと思います。
本当は夏コミ前にコンプリートしていたのですが……。
まあ、知っている人には激しく今更のことだと思うので、感想が遅れるくらい良いか!
ネタバレを猛烈に含むので隠します。まだダウンロードしてない人はとりあえず前情報なしにやってみて下さい。前後編合わせて420円です。値段分以上の価値はあります。



正直な所、前編をクリアした段階ではホラー系不思議ものだなー、程度にしか思ってなかったです。テキストホラーと銘打っている割に、恐さはそれほどでもなく(というかアリスのツッコミで恐さが半減していると思う)音楽と、おかしさ溢れる雰囲気はいいけど、各所でオススメされるほどでもないよなーと思っていました。
……反省しています。
とにかく後編、というか第6章以降の怒濤の展開がすさまじい。それまで前提としてあった設定がほぼ崩れ、読者(っていうか私)が無意識のうちに信じていたものが全てがらりと変貌する。特に7章の(あまりにも重大なのでネタバレ感想でも伏せます)雪乃の正体が明かされる所のガクブルっぷりといったら……!

あなたを傷つける世界だけの世界なら捨ててしまって

全てはこの言葉に集約されているとおり、一人の少女が現実から逃げ出したことから始まる物語。

それだけに8章目で向かえる物語の終わりがどうしようもなく切ない。死に際の白ウサギの言葉で泣いた人は、多分私以外にもいるでしょう。彼もまた、亜莉子の物語の一人だったのだと、亜莉子を愛するキャラクターの一人だったのだと言うことが、十分すぎるほどに伝わってくるから。

全ては一人の少女が現実と向かい合うまでの物語。だからこそ、世界は不思議で、切ない。


……と、真面目に語るのはここまで。
キャラクターについてですが、もうね、とにかくチェシャ猫がね………! 姿形こそあれですが、もうなんていうか、自分が理想だと思う主従関係の一つを一直線で行っていてね……! タイトルの言葉とかドツボですよ。この破壊力は伊達じゃないです。
他のキャラだと廃棄くんが好きかな。あの最後が悲しい。あとエンディングで女王様の株が一気にアップ。首刈るだけじゃなかったのね、女王様……!


エンディングについて。
トゥルーエンドは3,4が好きです。どちらも温かくて優しくて泣けてきちゃう。特に3は反則ですよ、あれは! あんなのやられちゃったら泣く以外にしようがない。1,2の前向きさも好み。……あ、あと5は途中で予想はついてたけど、あれ正直あんまりハッピーぽくない……。あの嫌らしい後味も良いですけど。やっぱり武村はロリだったか。
あとチェシャ猫スキーとしては、バッドエンド1の『赤い猫』と2の『僕のアリス』を外すわけには……! 1の狂気に満ちた愛情がすごいいい。2は友達との間で『あれはハッピーエンド』ということになってます。


アプリだと思って舐めちゃいけません。本当に面白かった! まだやってない方は是非! ……ってこんなネタバレしまくりの場所で言うのもあれだな(笑)
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