(非)日常

社会人でもオタまっしぐら。

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 なんていうか……間があいてしまって大変申し訳ございませんorz なんか機を逃しているうちに本すらあまり読まなくなり、下半期はろくに読書できてない状態でございます。でもこのままなしくずしに欠かなくなるのもだめだと思い、一応こうして記事にまとめました。感想が飛んでいるものもあるとか、途中で日付がなくなっているとか、そもそも感想文が短くなっているとか、そのあたりは大目に見てやってください。。

 読了数も大したことないので今年はランク付けはしませんが、とりあえず今年読了した本でオススメを↓

・図書館シリーズ(有川浩/メディアワークス)
・一瞬の風になれ(佐藤多佳子/集英社)
・神話シリーズ(榎田尤利/講談社ホワイトハート文庫)
・龍時シリーズ(野沢尚/文春文庫)
・燃えよ剣(司馬遼太郎/新潮文庫)

 ……全部シリーズもの(または上下巻)になってしまったな……。積読も一杯あることだし、来年からは心機一転、読書に励みます。



 では、感想は下に。


6/6 僕たちの戦争(荻原浩/光文社文庫)

 先週からやっていた荻原浩崩しもいよいよ終盤へ。噂、コールドゲームとミステリもので外していたのでどうだろう……と思っていましたが、これはなかなか良かったです。ダメ人間だったのが苛烈な状況にもまれて強くなっていく健太のパートと、現代日本に絶望しながらも生活に慣れるにつれダメ人間になっていく吾一のパートとの対比がいい感じです。どちらか片方だけでも面白いのに、どちらもあるとはなんてお得。特に健太のパートは訓練のしんどさや、戦争の緊迫感、その中で生きる人の強さ・異常さの描写がとてもよくて引き込まれます。あからさまに匂わせていた伏線がいくつか未回収のまま終わったり、ラストがぼやけていたりと不満はありますが、終盤は構成のおかげで緊迫感は抜群、かなり良かったです。これでもう少しページ数が少なければなお良かった。
 荻原浩の中でも、これはわりとオススメ。ところで実写ドラマ、健太・吾一が森山未來でミナミが上野樹里って、合ってるような合ってないような……。

【評価:★★★☆】


6/7 今宵、眼鏡クラブへ。(秀香穂里/やまかみ梨由/プラチナ文庫)

 店員全員眼鏡のデートクラブ、このタイトルと来て中身がシリアスだなんて……。
 寡黙な忠犬系のNo.1ホスト×傲慢で頭の切れる店長。うーん、ちと微妙でした。CPは萌えツボストライクですし、ストーリーも(笑える設定を度外視すれば)上手く行き過ぎな気はするけど決して悪くはなく、二人のラブ部分はしっかりしていて良いと思うのですが、いかんせん文章が合わなかったです。妙に堅くてもって回った言い回しが多くて、普段翻訳小説を読まない身には少ししんどかったです。あとタイトルにある眼鏡分が……。眼鏡×眼鏡を謳っているのに眼鏡に関する描写があっさりしすぎです。そこはもっと執拗に! もっとフェティッシュに! というかなぜ本番では眼鏡外してるんですか。醍醐味だろうそこは! ああああありえないよ……。
 文章で眼鏡分を補給するのは難しいんだなあ、と思いました。イラストも微妙。眼鏡萌えは鬼畜眼鏡に期待しますか……。

【評価:★★☆】


6/8 なかよし小鳩組(荻原浩/集英社文庫)

 荻原浩崩しラストはオロロ畑の姉妹編。あっちを先に読んどいてよかったです。面白かった! 神様から一言と同様に、この終盤のカタルシスがたまりません。ユーモアを交えつつ自然に理不尽な状況へと追い込んでいくストーリーテリングの上手さは健在。一面的でないやくざサイドの描写のおかげで話に厚みが出ていて、それも良いです。どこもおろそかにしない抜け目のなさもお見事。ラストはまだ若い(と思いたい)私もほろりときました。
 荻原浩はミステリ要素がないほうが断然好みなようです。ミステリ要素のない話なら他のも読んでみようと思います。

【評価:★★★★】


6/9 8年目の約束(うえだ真由/紺野キタ/幻冬舎ルチル文庫)

 『この口唇で、もう一度』がえらいツボだったうえだ真由の過去ルチル文庫作品。田舎での幼馴染み同士の再会愛。うん、この口唇で~ほどツボではないにしろ、良かったです。回想も交えつつ、主人公の心境を丁寧に追っている感じが好き。っていうかだからこういうラブに弱いんだって私は。うんまあツボですよツボ。ただラストは(そうするしか物語を終わらせられなかったと分かっていても)ちと身勝手さが鼻に付いたかも。まあ仕方ないか。
 イラスト:紺野キタは衝撃。この人BLも書くんだ……。あ、イラスト自体は透明感あって実に良かったです。

 【評価:★★★☆】


6/11 神様のメモ帳2(杉井光/岸田メル/電撃文庫)

 面白いことは面白いです。どんな展開になるんだろう、って惹きつけられましたし、キャラクターもすっごい魅力的。特に4代目とか格好よすぎてどうしよう、ってくらいお気に入りです。ただ、正直なところこれニート群がもはやスーパー有能人間になってしまっていて、ぶっちゃけニートである必要がないような……。いやだってこいつら有能すぎますって。アリスが有能なのは別にかまわないんですけど、他の人がここまで有能だとちょっと戸惑います。あとラストは嬉しいといえば嬉しいけど、ちょっと都合よすぎるような……。そして続編でないんですか?orz

 【評価:★★★】


6/15 月魚(三浦しをん/角川文庫)

 エッセイは3冊ほど読みましたが、小説の方はこれが初読み。こんな入り方した作家は多分初めて。
 神保町の書泉タワーではBLフロアに置かれていた小説ですが、……ああうんこれは置かれるわ。とにかくメイン二人の関係性やその間に流れる雰囲気が凄いBL。BLダメな男の人に進められるか? って聴かれるとちょっと戸惑うくらい。でも個人的にはその二人の雰囲気がお気に入りです。萌えたとかそういうわけじゃなくてね?w あと三浦しをんってやっぱりすごい本好きだよね、って再確認するくらい小説の端々から本への情熱・愛情がビシバシ感じられたのも良かったです。これでストーリーとか他の登場人物の描写とかが類型的でなかったら文句なかったんだけどな。。

【評価:★★★】


6/18 球形の季節(恩田陸/新潮文庫)

 十三夜先輩オススメの1冊。うわ、ホントにラスト何も落ちてないw いつもの尻すぼみですらないです。なんという開き直り。随所に恩田陸らしいシーンがあったり、終盤で謎解きっぽいことをしているにもかかわらずあのオチ(と呼んでいいのかどうか)はないわw 事前に情報を聞いていたのでこの評価ですが、聞いてなかったら多分もっと低いです。

【評価:★★★】


6/21 オーデュボンの祈り(伊坂幸太郎/新潮文庫)

 伊坂デビュー作。確かにこれはセンス良いなぁ、という感じの小説でした。会話文が上手いのはもう分かっていたのですが、なんというか全体的に歯切れがいいんですよね。桜の設定などに感じられる渇いた雰囲気が結構好き。すっごくツボ、というわけではなかったのですが、ラストの答えは素敵に明快で、そこはお気に入りです。

【評価:★★★】

・狐笛のかなた(上橋菜穂子/新潮文庫

 【評価:★★★☆】


・黄色い目の魚(佐藤多佳子/新潮文庫)

【評価:★★★★】


・巷説百物語(京極夏彦/角川文庫)

 京極堂シリーズじゃなくなっても京極は京極ですね。京極堂シリーズにつきものだったあの必要だけど長ったらしい薀蓄がなりを潜めていて、未良姉が「麻由さんだったらこっちのが合うんじゃないかしら」と進めてくれたのが良く分かった次第。確かに薀蓄なくって読みやすかったです。ただ、短編集である分、京極らしいあのラストの収束の凄さが(凄いことは凄いんだけど)スポイルされてしまった感じがして、個人的には京極は長編の方が好きかな、と思いました。うーん一長一短。

【評価:★★★】


・空ノ鐘の響く惑星で外伝-tea party’s story(渡瀬草一郎/岩崎美奈子/電撃文庫)

 ちょw何このカップル成立数の多さwww分かっていたことだとはいえ吹いたwデルフィニア戦記並ですよ、これ。本編のエピローグにてもう誰と誰がカップルだとかは大体分かっていたので、短編はどんな過程でカップルが成立するのか安心してニヤニヤしながら読めました。うーん、こういうの読むと甘々っていいものですね。ライナスティの正体はここにきってやっと判明。これは本編で明かして欲しかったかも、と思うけど明かす必要のある展開はなかったのでいです。あとベルナルフォンの過去に驚き。というか幸せで甘々短編ばかりの中、ここだけは終始シリアスで救いがなくて余計に心にきました。まあ、なんだかんだでラストの集合図を読むとそれだけで大満足なんですけどね!
 やっぱり私はこのシリーズ大好きです。新シリーズも積んでいるので早く読まなければ。

【評価:★★★☆】


・それでも奇跡を信じない(峰桐皇/如月水/講談社ホワイトハート文庫)

 ホワイトハートのBLファンタジー。……なんだけど、これは狭義のBLとはちょっと微妙に違うような。いやちゃんとHアリだし十馬と氷楯はカップルになっているしで、BL以外の何物でもないのですが、でもこれなんか純粋なBLとは違うような。というのも、BLファンタジーってまず最初にBLありきで、そこに付随するように話や設定が作られるものなんだけど、これはむしろまず最初に設定と話が出来ていて、それに合わせるようにしたらBLになりました、という感じ。Hアリじゃないと成立しないラノベ、みたいな? そういった点ではHの必要性がすごい感じられたし、設定の作りこみもちゃんとされていて話も面白かったです。二人には萌えなかったけど、全然大丈夫。これは良いBLラノベだと思いま。
 でも正直如月水のイラストは違うような……。というか和風の話にグレスケ挿絵はちょっと萎えますってorz

【評価:★★★】


・探偵ガリレオ(東野圭吾/文春文庫)
・予知夢(同上)

 月9の『ガリレオ』の1話が思いの他面白かったので手を出しちゃいました。なんというか、東野圭吾の短編ってこんな感じだよね、というのまんまでした。よく言えばすっきりしている、悪く言えば味気ない、みたいな。推理モノに特化しているんだけど、謎の種が基本的に理系の豆知識みたいなのなので、凄いことは分かるんだけど今ひとつ驚けなかったです。凄いのは分かるんだ。
 ドラマは……なんで最終回あんなコントになっちゃったんだろう……。1話が一番良くて、でも1話以外にもおおっ!って思える話はいくつかあったし、何より湯川のキャラが良くて、これで最終回がまともだったら普通にオススメできるドラマだったのになー。

【評価:★★★】


・砂はマのつく途の先!(喬林知/松本テマリ/角川ビーンズ文庫)

 聖鎖国編ももう6冊。これ(今日からマ王!?除けば)前巻出たの1年半以上前なんですよね……。
 終わってないのは予想通りだったから別にいいです。それよりも先の2巻より話の雰囲気が随分と前向きになったことが何より救い。前巻の引きはもう少し引っ張って欲しかったとか、予想通り有利の目については特に盛り上がりもなく解決したなぁとか微妙な部分もありましたが、ここ最近の本編にあった鬱ムードがなくなっているのが非常に嬉しいのでそんなこと全然気にしません。いやいつもよりページ数多いんだからもう少し進めて欲しかったとかそういう気持ちはもちろんありますけどね! でもいいの。とりあえずこれでヨザックは生存ってことでFAでしょうか? ラストは相変わらずビックリ。あとおまけの短編は普通に良い話だったんですけど、これって本編と微妙にかみ合ってないような……? ちょっと胸キュンする良い話なんですけどね。
 一応次巻で聖鎖国編完結となっているけど、どうなるかしら。完結の場合はあと合流してないアニシナ一行がキーになるとは思うんですが。

【評価:★★☆】


・黒猫/モルグ街の殺人(ポー/光文社古典新訳文庫)

 え!? そんなオチなの!? 兎にも角にもモルグ街の殺人のオチに驚き。今まで古典ミステリの名作って、その完成度に惚れ惚れすることはあっても謎そのものに驚愕することはなかったのですが、これはそういった油断もあって本当に電車で読んでいて唖然としました。予想外っていうか……そもそも予想することがほぼ不可能というか……。でもその謎自体も納得するより他ないものでしたので文句はないです。
 他の短編も幻想小説めいていたり、人の悪意や恨みが見え隠れしていて面白かったです。江戸川乱歩の名前の元になっただけのことはあるわー。普段翻訳小説は苦手で、これも文体はちょっととっつきづらかったのですが、読めてよかったです。

【評価:★★★★】


・図書館戦争(有川浩/徒花スクモ/メディアワークス)
・図書館内乱(同上)
・図書館危機(同上)
・図書館革命(同上)

 華月さんからお借りしたシリーズ。超面白かった! 戦争、革命で郁の、堂上班の、図書館の内外問題をちゃんと描写して土台を作った後での危機以降が最高に面白すぎる。郁の初の大規模戦となった茨城県展警備が熱すぎる。あまりにも面白すぎて革命買っちゃったよ! その革命も最高に面白いから文句ないです。手塚兄vs柴崎という名カードから始まり、郁の奮闘に至るまでページをめくる手が止まりませんでした。ここのところ読書できてなかったけど、本当に久々に読書する行為を心から楽しめたと思います。それくらい熱かった。そして何より何このラブコメ。華月さんから事前に話聞いておいて良かったです。知らないと多分倒れてた。郁が恋心を自覚してからがもう砂吐くほど甘いよ! もう何このベッタベタさ。蝶最高。でも正直個人的には手塚×柴崎の方が好きです。こういうヘタレ攻め×有能でやり手な女って結構ツボなんです。
 ベタで王道で、装丁を変えただけで中身は正直ラノベだよなーっていうのは非常に分かります。ぶっちゃけもっと堅いの想像していたからラノベまんまな文体にびっくりでした。でもそういうの私は大好きです。ベタと王道展開最高。あーしかし、エピローグはあまりにも甘すぎてどうしようかと思ったw スピンオフシリーズも出るそうで。蛇足にならないか心配ですけど、楽しみ楽しみ。

【評価:★★★★☆】
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