(非)日常

社会人でもオタまっしぐら。

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◆銀月のソルトレージュ3 琥珀の回廊(枯野瑛/富士見ファンタジア文庫)
◆私の男(桜庭一樹/文芸春秋社)
◆円環少女 Ⅵ.太陽がくだけるとき(長谷敏司/角川スニーカー文庫)
◆放課後保健室10(水城せとな/プリンセスコミックス)

 ラノベ買い逃し+桜庭一樹+放課後保健室を購入。放課後保健室はこれで最終巻。ちょっと感想廻ってみたんですけど、ほとんど好意的な意見でビックリ。本誌で読んだときは正直わりと評価が割れるラストかなーと思っていただけに……。


 私の感想は下に。かなり長いです。


◆放課後保健室10(水城せとな/プリンセスコミックス)

 完結。この作品に関しては毎月かなり楽しみに読んでいたんだけどラストで裏切られるんじゃないかと半分ビクビクしていたわけですが、完結した今なら声を大にしていえます。傑作。
 正直に言えば欠点がないわけではなく、たとえば麒麟と人魚のエピソードは削れただろうとか蒼×真白はややおざなりなところがあったとか(ただこれは最後まで読むと、なるようにしかならない・受け入れるしかない、という台詞の通りだった気がするので私は不満ないです)途中までは不満に思っていた部分もあったけど、感想を書いてない8巻からはそんな不満も吹っ飛んで本当に面白く読めました。8巻の紅葉の結論に涙し、9巻の蒼の決着に震え、そして10巻のラストに感無量。8・9・10と明かされた謎のうち、私は半分ほど読めたor人から事前にそう予想をあげられたのだけど、それでもこの作品の謎を完璧に予想しえた人はいないんじゃないかしら? 蒼と藍はおかしい点が多々あったし、さすがに真白達のいる世界=現実の世界だとは思ってもいなかったですが、それでもこの謎を完璧に解き明かすのはほとんど無理。伏線はちゃんと敷かれていたし(全部わかった上で読み返すとまず1巻最初の場面に瞠目します)想定の範囲外というわけでもなく、つまりそう悟らせないように、でも読者をひきつけるように絶妙のバランスで描き続けた水城せとなの手腕に完敗。心理描写は最後まで神がかってました。ラストも収まるところに収まった、という感じで私は文句ないです。伏線を綺麗に敷いてちゃんと回収して、説明するべきところは説明して、余韻が残るようにわずかの謎を残して、それもちゃんと推測できる材料は提示して。ここまでされたら文句のつけようもないもの。というか水城せとなとは思えないほど夢も希望もあるハッピーエンドですよこれ! どうした水城せとな。
 前述の通り恋愛漫画としてみると微妙な点もあってそこを押せるかというとあれだけど、少年少女たちの成長物語として、精神世界系ファンタジーとして、1つのミステリーとして、この作品は間違いなくオススメできます。いやほんと作者の思うように最初から最後まで描けて綺麗に終わらせられた作品ってなかなかないです。そういう場所を提供したプリンセスにもありがとうございます。5巻以降、心から楽しませていただきました。
 ちなみに途中からこの漫画は私の中で真白でもなく蒼でもなく紅葉の物語でした。だって8巻の結論とかラストのあそことか主役張りに格好よすぎでしょ。7巻から8巻までの流れはマジで震えました。でも今までのドロドロ過程を知っている身とすると10巻の成長した3人の姿はとても嬉しかったです。卒業おめでとう。
 ……長くなっちゃったなぁ。最後に一つ。名台詞というのはそれまでの積み重ねがあってこそ名台詞足りえるものがほとんどで、だからそこだけ抜き出して紹介しても意味はあんまり伝わらないのですが、これだけは紹介せずにいられなかったので載せます。ここは泣いたわ……。でもものすごいネタバレなので伏せますw

 ここを出てから実際に どんな境遇で囲まれ どんな人と出会い どんなことが起こるかはわからないわ
 ただ1つ 確かなことは
 皆 必ずその障害を乗り越えていけるということ
 卒業できたことがその証ということよ
 忘れないで
 ……そう言ってもここを出ればあなたは忘れてしまうけど
 これから先どんなことが起こってもあなたは大丈夫
 どんなに不安になったとしても本当は何も心配いらないのよ
 だから絶対に諦めたり投げ出したりしないで
 真白くん
 卒業おめでとう

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