(非)日常

社会人でもオタまっしぐら。

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高校生・一条真白はある日突然、謎の地下保健室に呼び出され、妖しく激しい「特別授業」に参加させられるのだが…!? 魅惑のジェンダー・ゲーム!


同じ作者の『窮鼠はチーズの夢を見る』(レディコミで書かれたBLらしい)が非常に面白かったので買ってみた。とはいってもまだ1巻だけ。
……一気買いすれば良かった、と後悔。

タイトルは確かに内容に合っているんだけど、タイトルから判断されうる内容と本編の誤差が著しいのは、マイナスな気もする。
このタイトルで中身がファンタジーだとか思わないって……!

さて、内容なんだけど、面白い。面白いのは間違いないのだけど、困ったことにどう面白いのか説明しづらい。というかこれの面白さは作品の雰囲気によるところが大きいと思う。表紙ような、ぼやけているんだけど鋭く、滲んでいるんだけど透明で、そして何より耽美的。
正直な所、半分くらい置いてけぼりにされている感がある。というのも、この作品、ダークファンタジーと銘打っているくせに説明を極力排除しているからだ。全部入れても4,5行くらいにしかならないんじゃないかと思う。
よって、謎がひたすらに多い。あれはなんなのか、等の疑問に答えられないまま、読者は世界観を受け入れていくしかない。とにかく、この作品は外に開いていない。今考えると、エヴァとか下にあげているウテナとかはまだ外に開いていたと思う。
だけど、分からない事が魅力に繋がる例がある。あれはなんなのか? とかとにかく気になって仕方がなく、それが作品の牽引力に拍車を掛けている。そう、作品の持つ牽引力が凄いのだ。心象世界系の作品は、好き嫌いが激しく別れる反面、いったんはまるとどんどんはまっていく。これはその典型的なパターンだ……と思う。

個人的には、モノローグの入れ方が上手いなーと思った。紅葉とキスする所が特に。半陰陽の真白の心の揺れ動きはお見事。今はまだ男が基盤だけど、進んでいくうちにどんどん中間になっていくんじゃないかなーと。

色々と感想回ってみた所、少女革命ウテナに似ている、という意見が多い。学園ものでファンタジーでセカイ系だと考えると、ああ確かにと思った。けど個人的に思い浮かんだのはがゆんのLOVELESS。雑誌連載で追っていただけなんだけど、あれも説明がほとんどないままだった気がするから。

主人公の恋人である紅葉が健気で可愛いのだけど、この先鬼女化しそうな悪寒がある。三角関係が泥沼するのは目に見えているし。

今のところ非常に面白い作品だけど、どうまとめるのかが不安。こういった心象世界系はループするとグダグダになる上に、まとめるのが難しい気がするし。

とまれ面白かったので残りをとっとと買います。

ちなみに一番凄いのは、内容よりも栗山千明が帯の推薦を書いていることだと思う。いや、栗山千明がオタなのは知ってるけど、あなた何やってるの……?
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