(非)日常

社会人でもオタまっしぐら。

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.-- --:-- | スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-) |
9月の読了です。

読了冊数:12冊
9月のオススメ:さよなら妖精(米沢穂信/創元推理文庫)、イリヤの空、UFOの夏(秋山瑞人/駒都え~じ/電撃文庫)




9/3 DEATH NOTE アナザーノート ロサンゼルスBB連続殺人事件(西尾維新/集英社)

西尾がこんなにミステリをうまく書ける人だったなんて……! 何を言ってもネタバレになるので深くは言えないんだけど、これはDEATH NOTEのノベライズだからこそ出来た作品だし、ノベライズとしてはこれ以上ない出来じゃないかな。ナオミもLも原作のイメージを壊す事なく魅力的だし、何よりDEATH NOTEへの愛を感じる。続きが出そうな終わり方だけど、どうなることやら。

【評価:★★★★】


9/7 やさしい竜の殺し方1(津守時生/加藤絵理子/角川ビーンズ文庫)

RPGみたいなファンタジーで、本筋はまあ面白い。だけど、キャラに魅力がなく、肝心のBL部分にまるで説得力がないのはBLとしてはどうかと思う。単純に男同士にしました、と言うだけじゃ萌えられないです。女みたいな美形も思考回路の吹っ飛んだ少年も好みじゃないし。あとこのファンタジー設定で、国の名前が『宮木圏』とかというのはどうかと。ギャグかと思った。

【評価:★★☆】


9/10 肉食屋敷(小林泰三/角川ホラー文庫)

やすみんらしく、実に嫌らしいお話ばかり。インパクトという点では玩具修理者に劣るけど、どれも完成度は高い。ラヴクラフトを彷彿とさせる表題作と、どこか清々しさを覚えるラストがいいジャンクが良かったです。

【評価:★★★☆】


9/14 青空の卵(坂木司/創元推理社)

未良姉の「同人誌がいらないくらいラブラブ」という発言に深く納得。確かにいらないくらいBLだわ、これは。日常ミステリを謳っているわりに説教臭かったり押し付けがましかったりと、デビュー作らしく拙い。悪くはないんだけど……。

【評価:★★★】


9/17 ネクラ少女は黒魔法で恋をする2(熊谷雅人/えれっと/MF文庫J)

前回の綺麗な終わり方からどう繋げるのかと思ったけど、なるほどこれはうまく繋げたものだわ。新キャラはどれもいまいち好きになれず後半まで微妙だったけど、終盤の展開で帳消し。しかし、これで続けるとなるとますます黒魔法からは離れるような。

【評価:★★★】


9/21 さよなら妖精(米澤穂信/創元推理文庫)

素晴らしい。マーヤとの出会いという全くの異文化との交流を年相応の高校生の目線から書いていて、自然に感情移入しやすい。だからこそ、人一人がどれだけ無力かを思い知らされるラストが非常に苦くて、泣ける。世界史を勉強しておきながら、ユーゴスラヴィアについて何も知ろうとしなかった自分が恥ずかしい。曲がりなりにも国際文化学科に身を置く身としてはこれを薦めないわけにはいかないです。現時点で米澤作品のベスト。本当に、祈るしかない。

【評価:★★★★☆】


9/23 ラジオガール・ウィズ・ジャミング(深山森/BUNBUN/電撃文庫)

ベタだーベタな泣かせ系だー! メディアが全撤廃された地区で海賊放送をする主人公、という設定はうまく作られているし、とにかく終盤のひたむきなキャラの姿が胸に沁みる。レコリスのあの言葉とか反則だよね、それくらいいい泣かせ系でした。こういう青臭い泣かせ系が私は大好きだ! 電撃の新人では支倉凍砂と並んでお勧め。ただし、続編は間違っても出してほしくない。

【評価:★★★★】


9/25 イリヤの空、UFOの夏2(秋山瑞人/駒都え~じ/電撃文庫)

いい加減先輩に返そう、ということでイリヤ読破スタート。いきなり後編から始まっていたので焦ったよ……。前巻と同じく、まだ普通の日常編だけど、高校時代の文化祭シーズンが非常に楽しかった人間としては、『十八時四十七分三十二秒』はノスタルジーな感覚が味わえて、前巻よりもよかった。ラストシーンは印象的。

【評価:★★★☆】


9/26 イリヤの空、UFOの夏3(秋山瑞人/駒都え~じ/電撃文庫)

秋山だ! 秋山の本気が来た! 大食い対決だけで一編使った『無銭飲食列伝』も、ついに始まった突き落とし『水前寺応答せよ』も今までとは段違いの気の入れようで、もちろん前巻、前々巻よりずっと面白かった。特に『無銭飲食列伝』の熱さは以上、神がかりすぎる。だからこそ『持ち上げて突き落とす』秋山節がいかんなく発揮されている。あと1巻、夏はどのような終わりを迎えたのか。

【評価:★★★★☆】


9/28 イリヤの空、UFOの夏4(秋山瑞人/駒都え~じ/電撃文庫)

美しい夏の幕引きに、感嘆のため息。どこまでも普通な主人公達の描写も、彼らを追い込む怒涛の展開も、伏線を張っていたとはいえ唐突でさすがにどうかと思ったネタばらしも、それを相殺するだけの美しいラストシーンも、この作品を名作たらしめるだけのものでした。救いはないけど、それでもこの先あるかもしれない、と希望をのぞかせるエピローグがちゃんと付いていてよかったです(hpでの連載にはなかったらしいので)
全4巻の夏の物語、欝なのがダメな方も『無銭飲食列伝』だけは是非。

【評価:★★★★☆】


9/29 とらドラ3!(竹宮ゆゆこ/ヤス/電撃文庫)

これでいいのかゆゆ様w コメディ分が増えたなーと思った前巻以上のコメディっぷりで、特に終盤の対決のバカバカしさに大笑い。二回言うけど、これでいいのかゆゆ様w まあ面白いからいいんだけど。コメディだらけで盛り上げて、ちゃんとラブ分できっちり締めるのはもう職人芸だなと。うちの書店での売り上げも高くてうれしい限り。ただ、引き伸ばし展開に入らなければいいんだけど……。

【評価:★★★☆】


9/30 吠えよ、我が半身たる獣 幻獣降臨譚(本宮ことは/池上紗京/講談社ホワイトハート文庫)

2巻。もっと話が進むと思ったけど、そうでもなかった。アンジェリークのセイラン(こいつが一番嫌いだった)を思わせるシェナンとツヴァイスや、うじうじしていながら作中ではマンセーされてるアリアに苛立ちを覚えなくもないけど、そんなことより今回はライルですよ! やっぱり幼馴染っていいよね! 作者の地力のおかげか、すんなりと読めるんだけど、しかしいったいこのシリーズは終着点をどこに据えるんだろう……。本筋が一向に見えてこない。

【評価:★★★】
スポンサーサイト












管理者にだけ表示

トラックバックURL↓
http://dailyornotdaily.blog71.fc2.com/tb.php/54-14397027

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。