(非)日常

社会人でもオタまっしぐら。

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10/2~10/8の読了です。




10/2 終業式(姫野カオルコ/新潮文庫)

最初は手紙の書き方やそれのみで物語が進行することに馴染めなかったけど、慣れるとなるほどこれは実に興味深い技法だと思えた。普通にやっていたら何倍ものページ数を要する物語を要所要所のみに絞ってまとめることができ、そして断片的であるがゆえに、手紙と手紙の間に何が起こったかを推測する楽しみがある。技法自体も面白いし、その使い方もすごく上手い。……じゃあなんで評価が高くないのかというと、単純に物語がさっぱり面白くないから。終盤のはしょり具合も酷いし。技法に内容がおっつかなかった作品ということでFA。

【評価:★★☆】


10/3 極北からの声 フルメタル・パニック サイドアームズ(賀東招二/四季童子/富士見ファンタジア文庫)

久々のフルメタなんだけど……うーん盛り上がらない。中編二つは宗介やミスリルの過去補完という役目は果たしているけど、本当にそれだけで物語の面白みがほぼない。どちらも本編に続くオチだし。というかこのタイミングでわざわざ過去編を出す意味が分からない……出すならオン・マイ・オウン前でしょう。短編もごく普通のフルメタ短編だし。長編に期待、という所かしら。

【評価:★★☆】


10/4 紅 ~ギロチン~(片山憲太郎/山本ヤマト/集英社スーパーダッシュ文庫)

ぎ、銀子が! 銀子が! どどどうしよう銀子の幼馴染みっぷりがすごすぎる。メインヒロインの紫も実に可愛いし、すこぶるキャラクター小説ですね。新キャラも女だらけで、ますますギャルゲーじみてきています。それでも読んでいる最中は面白いのでいいか。特に瑕疵はないし。しかし、電波の方はもう新刊出ないのかなあ。

【評価:★★★☆】


10/6 沙羅は和子の名を呼ぶ(加納朋子/集英社)

久々の加納朋子は短編集。もしかしなくとも純粋な短編集ってこれくらいじゃない? 前半の5つ、幽霊や生死が絡む短編はどれも良作。特にフリージング・サマーは唯一まともにミステリーしていて出色の出来。ただ後半の5編は……。ミステリー捨てているのはいいけど、じゃあ他の魅力が増大されているかというとそうでもないし。オレンジの半分はアンフェア。表題作は、同じ料理の仕方なら山下和美の中編の方がいいと思った。前半と後半を折半すると、普通といった所か。

【評価:★★★】


10/8 空ノ鐘の響く惑星で12(渡瀬草一郎/岩崎美奈子/電撃文庫)

……。……あぁ。一つの物語が、最上の結末をもって幕を引いた事に、感慨のため息。そこに至るまでの過程もどうしようもなく熱く、各キャラ(特にパンプキン)が非常に格好良かった。着地地点は予想もしていなかったところだけど、あそこ以上の場所はなかったでしょう。本当に、文句のつけようもない。
3年間、一番続きを楽しみにしていたシリーズでした。あの惑星に住む者に祝福あれ。

【評価:★★★★★】
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