(非)日常

社会人でもオタまっしぐら。

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11/6~11/12の感想です。

紛れもない涼宮ハルヒ週です。本当にそれ以外の本を読んでいない。



11/6 涼宮ハルヒの溜息(谷川流/いとうのいぢ/角川スニーカー文庫)

 これはひどい。最後の皮肉たっぷりのメタなオチがやりたかったんだろうけど、いかんせんそこに至るまでの物語が(作者が意図的につまらなくしているところを省いても)面白くない。それに輪をかけてハルヒの言動・行動が許容範囲を超えてる。「アニメのみ見ている人がハルヒに好意的なのは溜息を知らないから」という意見をいくつかのサイトで見たけど、良く分かりました。アニメではハルヒが一番好きだったから臨界点は超えなかったけし、最後のメタオチは割りと好きだけど……まあ人に勧められたものではないです。これをアニメ化しなかったのは正解だと思いました。

【評価:★★】


11/6 涼宮ハルヒの退屈(谷川流/いとうのいぢ/角川スニーカー文庫)

 キョン以外の各キャラにスポットを当てた短編集。……そうか、ミステリックサインは長門のエピソードだったのか! アニメでは特に誰のというのはなかったからびっくり。アニメでもそんなに面白くなかった退屈、戦闘がはしょられてスケールダウンしたミステリックサインは微妙。反対にいつものパターンを逆手に取った孤島症候群、アニメ未収録でSF分が入った笹の葉ラプソティが面白かったです。特に後者は腐女子人気を獲得した古泉以上に光を浴びなかったみくるんが目立っていて良かった。

【評価:★★★】


11/7 涼宮ハルヒの消失(谷川流/いとうのいぢ/角川スニーカー文庫)

 改め長門有希の憂鬱。評判の良さは聞いていたけど、確かに今までで一番面白かった。世界の急激な変化やそれによるキョンの心理の変容を書いた1、2章の牽引力がすごい。傍観者的位置にいたキョンが自分で物語を切り開くのは熱く、また笹の葉の伏線を回収していく様もいい。ご都合な展開もあったとはいえ、ラストの決着には素直に拍手。やっぱりこのシリーズはSFネタを駆使してナンボだと思った。ラストはしんみりしたし、面白かったのは確かです。ただ、面白い面白いと聞かされすぎためか、期待値が高過ぎたかもしれない。なので評価は★★★★にギリギリ届かない★★★☆。それにしても今回の長門はどちらもかわいいですね! 長門に落ちた友人の気持ちがよく分かった。

【評価:★★★☆】


11/8 涼宮ハルヒの暴走(谷川流/いとうのいぢ/角川スニーカー文庫)

 今度は季節に分けての短編集。エンドレスエイトはともかく、あとの2作は着実に長門ヒロイン化が進んでいます。退屈を読んだ限り、短編はキャラ重視なのかと思っていたけど、今回はちゃんとSF要素を絡めていた。やっぱりハルヒはただのキャラ話よりもこっちの方がいいよ、うん。どの話も退屈よりずっと面白かった。エンドレスエイトの脱力さもらしくていいし、唯一SFじゃなかった射手座の日はアニメでも面白かったけど原作でも真っ当に面白かった。ただの艦隊戦だけに終わらないゲーム感覚がたまらない。長門可愛いですね、本当に。一番は雪山症候群かな。クローズドサークルの緊迫感と数学的面白さが好きです。それにしても古泉のところにキ(以下自主規制)

【評価:★★★☆】


11/9 涼宮ハルヒの動揺(谷川流/いとうのいぢ/角川スニーカー文庫)

 消失・暴走とSFネタを使いすぎた反動か、これは開き直った完全なるキャラ物でした。つまらなくて当たり前な朝比奈ミクルの冒険を差し引いても、全体的に微妙。ライブアライブはアニメがすごすぎたのもあるけど、ハルヒというキャラの転機になる話なんだからもっと盛り上げて欲しい。みくるの憂鬱は次回の繋ぎでしかないし、ヒトメボレLOVERは話は悪くないけど長すぎるような。作者がミステリ畑の人だったらしく、書き下ろしは面白かったけど、それくらいかな。これも溜息と同じく、つくづくアニメを先に見ておいて良かった、と思わせてくれました。溜息のがつまらなかったけど。にしても鶴屋さんは何者なんだ。

【評価:★★☆】


11/10 涼宮ハルヒの陰謀(谷川流/いとうのいぢ/角川スニーカー文庫)

 長い、長すぎるよ。久々の長編かつSFネタを入れていて、これだけ見ると普通に面白そうなんだけど、なぜか楽しめなった。誘拐シーンは緊迫感があるし、ラストの種明かしも納得だし、何よりチョコを渡すシーンのハルヒが可愛すぎる(イラスト付きで可愛さ3割増!)しで、ここのシーンを見ると楽しめた部分もあるのだけど、いかんせんそれ以外の部分がつまらなくて、しかもその部分の分量の方が圧倒的に多いと来たもんだ。話の展開上、お使い展開は仕方ないけど、それにしたってページ数を減らしてもっとさくさく進めた方が思うんです。話自体は、消失で第一部は終わったのでこれから第二部には入るんですよ、という意思表明をした感じで、特に語ることはないです。

【評価:★★☆】


11/12 涼宮ハルヒの憤慨(谷川流/いとうのいぢ/角川スニーカー文庫)

 涼宮ハルヒ、既刊最後は中編集。SF分はそんなにないんだけど、今回はSOS団のみんながやたら楽しそうで、なんだかこっちまで楽しくなってきてしまった。特に最初の機関紙作りの話なんて、ピンチに陥っているはずなのに作っている様子や小説が本当に楽しそうで、高校時代はなんだかんだで楽しかったなぁとかこういう高校生活も送りたかったなぁとか思わずノスタルジーな気分に。そしてそれだけで終わらせないところも良好。キョンの小説には素で騙されたよ。もう一つの話は、ストーリー自体はそこそこだけど、そんなことより長門のジョークが! というか長門がジョークを! 言っていることはそんな大したことでもないんだけど、あの長門が言ったと思うと感慨深い。長門も成長したなぁ……。
 ということで既刊は全部読破。全体的に水準レベルには達した面白さだし、特に消失は一読の価値があるけど、やっぱりアニメのほうが面白かったかな。いやあのアニメはこの原作がなければまず生まれないものだったし、アニメ自体枠外のレベルだから比べるのも何か変だけど。キャラは結局ハルヒ>長門>>>みくるかな。長門も可愛いんだけど。これはアニメ未見だったら逆転していたかも。ということで、また追うシリーズが一つ増えてしまった。にしても角川スニーカーはされどといい腐女子にも優しい作りですね。

【評価:★★★☆】
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